かに録

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カテゴリ:mini-CNC BLACK IIで模型( 16 )


2012年 08月 10日

はじめての両面切削

両面切削でのテストがてら1/600アジムを削り出してみました。
面出しの時に外周部も削ってきっちりサイズチェックして、MeshCAMでstockのサイズをきっちり指定。 位置の基準点を明確にしてブロックを固定。 反転時にズレない様に治具など作った方がいいんでしょうけど今回はステージ上に作ってある突起部をY=0、ステージの左側面をX=0として切削。

裏面の荒削り中。 削ってると下から空隙があらわれるというのは何とも不思議な感じ。 ワックス周辺の白いものは固定用のホットボンドです。
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完成。 MeshCAMで指定したテキトーな接続でも十分耐えてくれました。
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全高約30mm。 1mmボールエンドミルのみでの切削なのでアラがありますが、とりあえずちゃんとアジムに見えるものができました。
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1/600でも問題なさそうですね!
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by kani_er | 2012-08-10 13:39 | mini-CNC BLACK IIで模型
2012年 05月 10日

集塵アタッチメント

掃除機のパイプを防音箱に突っ込んでるとそのうちワックスを傷つけてしまいそうなので、深く後悔する前に掃除機の先端に取り付ける二段階式のアタッチメントを作りました。
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シリコーン製でソフトなのでワックス相手でも気を使わずに集塵できます。
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しかも手足を使わずに集塵できる!
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しかも5分で作る事ができるこのアタッチメントの作り方は…
シリコンチューブにスポンジ巻いて掃除機のアダプタに突っ込んでレジン流して…
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細い方はテーパのついたプラ製のパイプにレジン塗ったシリコンチューブをヌルりと突っ込むだけ。
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配管の断面積が著しく変化したりしていて流体力学的にはアレな代物ですが機能的には必要十分です。
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by kani_er | 2012-05-10 23:14 | mini-CNC BLACK IIで模型
2012年 01月 18日

ホットボンドによるワークの固定

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最近、ワックスブロックの固定はホットボンドを使用しています。
両面テープは粘着力が弱ければ切削中に剥がれ、強いものだと薄い切削物をはがす時に破壊してしまう事があります。 いずれはワークプレートにねじ切りなどして固定しやすくしたいと考えていましたが、ちょっと試してみたホットボンド固定が非常に便利。 1カ所の強度はそれ程のものではないので剥がしやすく、複数箇所を固定する事でずれにくくなります。

基本的にプレート状のワックスブロックの外周部を4-12カ所点止めしています。 イメージ的には隅肉溶接。 4mmエンドミルでガリゴリやっても剥がれた事はないので強度は充分にありそうです。

剥がす時は丈夫なピンセットで一カ所ずつ剥がせば切削物に負担をかける事なく容易に剥がせます。 

面出しも楽になります。 再利用ワックスで収縮のためにまったく平面が出ていない場合でも下面4隅にホットボンドを多めに盛って押し付ければOK。 底面全体が支えられていないので振動する場合もありますが、とりあえず基準面を出すには充分でしょう。

注意点としては、加熱しすぎた場合にワックスに融着してしまう事があります。 電源を入れっぱなしで放置でもしない限りは大丈夫かと思いますが、いちおう要注意。
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by kani_er | 2012-01-18 17:02 | mini-CNC BLACK IIで模型
2012年 01月 18日

MeshCAMでダレるエッジ

MeshCAMで作ったパスで切削してると、特に切り立った面の上端で形成されるエッジがダレている事があって再現度が下がるので困っていたのですが、とりあえず解決。
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meshcamで書き出したncコードをテキストエディタで開くとファイルのはじめの方でG64が指定してあるので、これをG61に書き換えます。
G64 =Constant Velocity Mode
G61 =Exact Stop Mode

G64をG61に換えることで、よりオリジナルのデータに忠実な形状が削りだされます。 切削物がポリポリすると嫌な場合はG64で補間する感じで削りだす方がいいのかもしれませんが、モケイのために削りだしている以上はポリポリしてなきゃだめです。
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by kani_er | 2012-01-18 16:31 | mini-CNC BLACK IIで模型
2011年 11月 13日

防音箱追加工作

mini-CNC BLACK IIを板材組んで遮音シートで内張りした防音箱で運用していましたが、さすがに使いにくいので追加工作。
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レールを付けて引き出せる様にしました。
レール自体の固定はBLACK II本体に孔を開けてビス止め。アルミ切削のために買っておいた水溶性切削油が役にたちました。
ケーブル類はタオルハンガーとカーテン用のリングでそれなりに移動性を持たせて保持。
レールとハンガーを取り付けるために底面と天面に板材を貼るついでに吸音材を挟んだので遮音性UP!まあ側面やら正面が手つかずなのでちょっとだけUP!ではあります。

この引き出しギミックを予定していたので防音箱のサイズはあまり余裕のない設計であす。
将来がないね!

次なる工作としては箱の内部と外部を断絶させるためにコネクタやらつけなければなりませんが、それはまた今度。
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by kani_er | 2011-11-13 23:30 | mini-CNC BLACK IIで模型
2011年 11月 03日

とりあえずの成果

とりあえずできました。
AK GARDEN【1】向けのキット。
1/12実体顕微鏡です。
テストショットを組んでみました。
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何かマトモなものが完成する前にKitMillが販売開始されて誰かがサックリなにかを作ってしまう事態が生じたら血涙を流しながら腹を切る覚悟だったので一安心です。

一応カラーレジンキットでアイボリー、グレー、クリアの3色成形を予定。

主要パーツをくみ上げて問題なさそうなのでこれからクリアパーツの型を作ります。
クリア必須部分はステージ中央のガラス板だけなんですが、あまりにも型が無駄っぽいので接眼レンズと対物レンズを隣に彫る予定。よってレンズ類はグレーとクリアの2種を入れる事になると思います。


さてAK GARDEN、顕微鏡は出せそうですが信号機はどうでしょうね?
本体の原型は存在しますが、ベースになる歩道部分がカゲモカタチモ。
間に合うんでしょうか?
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by kani_er | 2011-11-03 01:31 | mini-CNC BLACK IIで模型
2011年 10月 31日

荒加工+荒加工

連日連夜色々と切削し続けた結果、とりあえずエンドミルを2本ほど折りました。

何故折れるのかって考えてみれば話は簡単。c0054494_1254038.jpg

3mmのエンドミルで荒加工すれば、そのエンドミルが届かないところには削り残しができます。図の赤いところ。
さて、多くの場合には削り残しは問題になりませんが、削り残しの高さがそれなりにあった場合(図中央の赤)には仕上げに使う1mmエンドミルを深く突っ込んで横移動!開始すると刃が着いていない上部分が削りきれなくてひっかかり、ポキン!となるわけです。

なのでこうする。
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やってる事は至極単純。3mmボールエンドミルが入らなくて手つかずのまま残ってしまう部位について、1mmエンドミルで追加で荒加工しているだけです。矢印で示した矩形に精細になっているところ。

CAMソフトで部分指定していますが、上の方、3mmエンドミルで既に削ってしまっている部分を空走させる時間がばからしいので、NCコードの不要部分を飛ばして実行させます。切削を開始させたい高さをチェックして、-3.28mmから開始させたいなら「Z-3.2」あたりで検索してその辺の行から切削スタート。

折る前に気付けよってくらいすごく当たり前の事なんですが、これでポキンする回数は減りそうです。
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by kani_er | 2011-10-31 12:18 | mini-CNC BLACK IIで模型
2011年 10月 12日

半面ワックス、半面レジン

誰が思いついて始めた事なのか詳しい事を知らないのですが、ワックスで半面型を彫ってそこにレジンを流し、もう半面を削り出す事でシリコーン反転や二面切削なしに部品を削り出すという手法があります。経験値稼ぎがてら模倣してみました。

部品のポリゴンをオーバーハング部分を覆う様なポリゴンに埋め込んだデータをブーリアン演算で作成してワックスを切削開始!出力外注と違って細かなポリゴンのエラーを気にしなくていいのは自家切削のいいところですね。

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前半の切削が終了。1mmボールエンドミルで0.05mmピッチで切削しているのでイイカンジに仕上がっております。正方形っぽい凹みの左上部分に出っ張ってるのはZ=0を上面で合わせるための基準ポイントです。前半と後半の切削でオブジェクトの最大高さ=Z0点が変わってしまうのを防ぐために直方体の柱状オブジェクトを隅っこに埋め込んでおきました。

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レジンを流します。

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切削再開… なんですが、裏面の形状が超シンプルなのとレジンの収縮のせいでしょうか、荒加工の途中でレジン塊が外れてしまいました。微量の瞬着で固定して再開。

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切削終了。

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ポコリ、と外して終了。上下面でビミョーに段差ができてしまっております。ズレという訳ではなく、ワックスを彫った下面が小さくなっています。おそらくレジンの収縮の影響と考えられますので低収縮のレジンを使えば軽減できそうです。


今回は0.05mmピッチでの切削テストも兼ねていたんですが、単純なXY方向の仕上げであってもHD3000に勝る解像感。すばらしい。凹部のエッジとアンダーカットを工夫で乗り切れば素晴らしいものが作れそうです。
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by kani_er | 2011-10-12 18:55 | mini-CNC BLACK IIで模型
2011年 10月 09日

ワックス再利用

試作品、失敗作、切削クズなど溜まって来たのでワックス再利用のテスト。
先達のまねっこです。

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電熱で溶かして…


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冷凍庫内で使うケースの引き出しに流し込み、50℃くらいに設定した恒温機に放り込んで冷却。


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収縮しているのであっさり脱型。容器の底面積が広すぎたので薄いです。しかもハデに反ってますね。冷却時の加温が甘かったからでしょうか?面だししないといけません。

今度からはもっと厚く作る事にしましょう。
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by kani_er | 2011-10-09 22:59 | mini-CNC BLACK IIで模型
2011年 10月 06日

とりあえず、できた。

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型ができた。前の記事から型構成が変わっております。外周部にある段差は刃長の短いエンドミルでシリコーン型の厚みを出すための苦肉の策です。4mmのエンドミルで5mm掘り下げた面をZ=0として本切削を行っています。


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型を切断してバインドしてレジン流して…


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できた!


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完璧ですわよ奥さん。


9/30日にmini-CNC BLACK II 1520のキットが届いてから…
 ・組み立て、テーブル面出し
 ・試験切削
 ・ギアルのモデル作成
 ・型構成考えてモデルを仕上げ
 ・ボールエンドミルで顔?パーツを切削
 ・スクエアエンドミルでギアパーツを切削
と進めてきました。細かくは色々な試行錯誤がありましたが、おおむねスムーズに進行しました。模型製作という観点からは組み立てと調整が必要なタイプのCNCフライスは敬遠されがちな様ですが、案ずるよりなんとやらで初心者でもとりあえず使う事はできるようです。オリジナルマインドのマニュアルが非常に詳細なのが良かったのですねたぶん。ワタクシ、生物系ですからメカトロニクスの知識なんて無いんですわよ!ステッピングモータはパルスを入力すると一定の角度ずつ動く、というレベルの知識です。

やってみて分かった改善すべき点というのは沢山ありますが、とりあえずModela先人たちの模倣で二面型を作って複製品を得る事ができました。
これから何を作っていきましょうかねえ?
まずはエンドミル交換時の位置あわせ治具と防音ボックスが必要ですね。
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by kani_er | 2011-10-06 13:42 | mini-CNC BLACK IIで模型